簡単だった！ ブロードウェイのチケットをTKTSで格安入手した話＊NY一人旅

ニューヨーク旅行と言えば、ブロードウェイでの舞台鑑賞が定番の楽しみ方ですよね？私も以前NYを一人旅をした際、ブロードウェイミュージカル「アラジン」を観劇して、本場で観るエンターテイメントと夜のネオンに感動しました。

その際、TKTSというディスカウントストアを利用することで通常より半額近い値段でチケットを購入することが出来ました。日本ではまだ馴染みのないシステムなので最初は戸惑いますが、利用はとても簡単で何と言ってもかなりお得なのでTKTS利用の流れを紹介します。

NYに旅行する予定がある方の参考になれば嬉しいです。

TKTSとは

TKTSとは

TKTSはブロードウェイの演劇・イベント等がディスカウント価格で購入できるチケットブースです。主に、当日公演予定の演目に残席が出た場合に販売に出されるシステムで、通常価格の２～５割近い値段でチケットを入手することが出来ます。

販売される演目は公式サイトで確認ができます。

TKTSの店舗所在地

現在、「タイムズスクエア店」とアッパーウエストにある「リンカーンセンター店」の２店舗があります。（以前はウォール街の港近くにサウスストリートシーポート店があったのですが残念ながらコロナ禍に閉店してしまったようです。）

アクセスはタイムズスクエア店が便利ですがこの店舗はとにかく混みます。混雑を避けて別店舗に行くのもオススメです。

タイムズスクエア店

リンカーンセンター店

TKTS利用の際の注意点

どの演目が売りに出るかは分からないので、目的の演目や座席の指定がある場合は公式ブースで早めに購入するほうが良いです。TKTSを利用する場合は、どの演目でも構わないのでより安く購入したい場合に限られます。

私自身も、第一希望はアナと雪の女王、第二希望はライオンキングでしたが、いずれも売りに出ておらず、第三希望のアラジンを選択しました。

TKTSで格安チケットを買ってみた

ここから実際にチケットを購入した時のレポートをまとめます。

ブースでチケットを購入

チケットを購入するためTKTS店舗へ向かいます。タイムズスクエア店は混むと聞いたので私はウォールストリート付近にあるサウスストリートシーポート店を選びました。（※前述記載の通りこちらの店舗は現在閉店済み。）

港が近いこともあって道が広く散歩していて気持ちがいいです。

TKTSを発見。ラッキーなことにかなり空いているようです。店舗前には電光掲示板が設置されていて、今日販売している演目と値段が表示されています。

購入する演目と座席を選んで窓口で購入

ミュージカル「アラジン」が売りに出ていたのでこちらを購入を決定。窓口で「演目」「座席」を伝えるとすぐチケットを購入できます。

私が購入した席はオーケストラのセンター。通常は$130程度の値段がディスカウント価格で$78と４割程度の値段で購入することができました。

開演の時間までは観光

開演は本日の夜なので時間まで市内観光をします。TKTSサウスストリート店はローワーマンハッタンに位置するため付近は見所が多いエリア。ウォールストリートやワールドトレードセンターを観光していると、あっという間に時間が過ぎ去り夜になってしまいました。

いざ劇場へ

開演時間が近づいてきたのでメトロでブロードウェイに移動します。最寄り駅で下車すると日が暮れてちょうどネオンが灯り始めた時間帯。テンションが上がります。

シアターに入場して座席に着席すると、舞台が近くとても良い席でした。つい数時間前に格安で購入したチケットとは思えません。また、「アラジン」を公演するこの「ニューアムステルダム劇場」は、ブロードウェイでも歴史が古く、内装も豪華でかなり見応えがあります。開演前はこの辺りも要チェックです。

閉演後は徒歩でホテルへ

アラジンは公演時間が２時間半。閉演後にシアターを出るとすっかり暗くなっていました。ブロードウェイのネオンがきらびやかで見とれてしまいます。この光景の中を歩きたくてソワレを選んだようなもの。

また女性が一人で夜のメトロに乗るのは危ないのでホテルまでは徒歩で帰ります。ブロードウェイで観劇することを想定しタイムズスクエアに程近いホテルに宿泊していたので遅い時間でしたが問題なくホテルに戻れました。

夕飯はまだ空いていたホテル近くのピザ屋でテイクアウトして、ホテルで頂きました。

まとめ

TKTSは数年前に日本にも上陸しましたが、観劇の文化が欧米ほど発達していない日本ではまだまだマイナー。ですが、英語が喋れなくても簡単に利用できて、且つとてもお得にチケットが手に入るので、もしブロードウェイで観劇予定があればTKTSは要チェックです。本場のブロードウェイをお得に楽しむ方法としてこの記事が参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき有難うございました。