鉄板焼きといえばフレンチのコース料理と並んで一人で行くには難易度が高い部類のお店ですよね。
でも「ちょっと贅沢したいな」って時に「人を誘うのは億劫」って事、結構あると思います。
人と喋りながらの食事が苦手だったり、そもそも一人の方が好きだったり。自分もそんなタイプです。
高級なレストランに一人で行きたいけど人目や雰囲気が気になって迷うという方に向けて、お一人様で鉄板焼きに行った際の記事をまとめました。
【はじめに】鉄板焼きは何故一人で行きづらい?
そもそも鉄板焼きは何故一人では行きづらいのか?
特別な日の食事のイメージがある
鉄板焼きの相場はディナーの場合でおおよそ1万~3万円程度です。
一般的に頻繁に行ける値段でないレストランは、誕生日や記念日などといった特別な日の食事に選ぶ印象が強いです。
一人で行く理由が無かったり、周囲から「何故一人?」と思われているような気がしてしまいます。
一人客は歓迎されない気がする
もうひとつが客単価。
1テーブルの売上が一人分にしかならないおひとり様は、集団客と比べて同時間内に稼げる金額が低いので、利益率が悪い招かれざる客という印象があるのです。
実は歓迎されている!「おひとり様×鉄板焼き」店の選び方
歓迎されないと思いがちですが、実際はそうではありません。
- 滞在時間が短く回転率が良い
- 騒がない
- リピート客になりやすい
上記の理由から、飲食店にとって一人利用客はメリットもあり、お一人様歓迎しているお店も多いのです。
一人でも入りやすい鉄板焼きの選び方は以下の通りです。
ホテルに併設されてる店を選ぶ
ホテルの高層階などに併設されている鉄板焼きは一人でも利用しやすいです。
ビジネスユースや一人旅の宿泊客が食事付きプランなどでレストランをおひとり様で利用する事が多いためです。
グルメ系メディアを活用する
お一人様歓迎を特集しているグルメ系メディアから探すのも良いです。
特に鉄板焼きのようなコース料理を提供するお店の場合、限定プランだったりクーポンで安くなったりするお店も多いので、事前に予約していくことをお勧めします。
「ひとり鉄板焼き」に行った体験をレポート
ここからは私が実際に行った一人鉄板焼きをレポートします。
お店について
今回私が訪れたお店はアパホテル&リゾート 東京ベイ幕張に併設されている「鉄板焼 七海」です。
お店はOzmallで探しました。
前述のとおり、Ozmallは利用シーンに「おひとり様」を特集してるのでぼっち飯民はチェックしておいて損がないサイトです。
外観

今回私が訪れた「鉄板焼 七海」がはいってるアパホテル&リゾート。
かの有名なAPAグループではあるものの、元々はプリンスホテルだった場所に居ぬきで入っただけあり大きな総合ホテルです。

ホテルの地下1階にある「鉄板焼 七海」のお店前の様子がこちら。
混雑を避ける目的で開店直後の早い時間帯に来店したので、ウェイティングのゲストはまだ誰もいません。
店内の様子
待たずに入店、すぐに案内してもらえました。

店内の構成はメインルームがカウンター席のみで作られており、あとは複数名で利用できる個室で構成されてます。
おひとり様の私は当然カウンター席に通されます。ほにほかにもゲストの方がいましたが、全席カウンターなので人目が一切気になりません。
鉄板焼きはおひとり様に向いているといえそうです。
お食事
注文したのはランチ限定のコースメニューです。





- オードブルの盛り合わせ
- スズキのソテー治部煮仕立て
- 野菜のサラダ
- フィレ肉と焼き野菜
- 白飯・味噌汁・香の物
値段は約5,000円と極めてリーズナブルな設定ですが、どれを食べても丁寧な味付けで大変美味しく本当に大満足。
特に2番目に出てきた治部煮仕立て。鉄板焼きでこのような和風の繊細な味付けをした料理が出てくることが今まであまりなかったので印象深かったです。

メインのお肉は値段だけあってさすがにオーストラリア産でしたが、それでも十分に柔らかく焼けていて美味しかったです。
過剰な霜降りが少々苦手な(年齢になってきた)自分にとっては丁度よいサッパリした赤身でした。
接客について
お店の方はおひとり様にもとても親切です。
会計の時なども雑談でお声がけしてくださったりと、過剰な気遣いもなければないがしろにされる様子もなく、丁度よい距離感です。
こういった落ち着いて食事ができるお店は、混雑特有の「一人だと居たたまれる」空気がないのでお一人様でも居心地がよいですね。
【まとめ】「ひとり鉄板焼き」はオススメできるか
お一人様の鉄板焼きはオススメできる!
理由は以下の3点です。
迷っている方は是非参考にしてください。