一人暮らしだとお寿司を食べたい時にどこに行くか迷いませんか?
一人ではお店にはいりづらいけど、寿司を食べるためだけに人を誘うのも億劫。私自身、美味しいお寿司は食べたい時は長らくデパ地下に頼っていました。
しかしそんな私の概念を打ち砕いたのがチェーン回転寿司。最近の回転寿司、ほんとに美味しいんです。本記事では一人回転寿司にはまった私がオススメのチェーン店を紹介します。
【はじめに】一人だと寿司を食べたいとき困る理由
お一人様にとって寿司が気軽でない理由は以下。
「板前に来てもらう」等エキセントリックな手段でない限りはこのような悩みがあります。
うーん、寿司って難しい。
最近の回転寿司は綺麗で美味しい
こんな私の悩みを解決したのがチェーン回転寿司です。
それまでの回転寿司と言えば、
- 寿司が人の前で廻ってて不衛生
- ファミリー層向けで混んでる
- 安いけれど美味しくない
みたいな印象があり大人になってからは余り行く機会がありませんでした。
しかし何気なく訪れた「三崎港」で回転寿司への固定概念が吹っ飛んだのです。
回転寿司なのに美味しい!
お一人様にこそ回転寿司をオススメしたいポイントは?
女一人で回転寿司なんて寂しい…、と思うかもしれませんが実は回転寿司は一人客と相性がいいです。
・客の回転が速い
・カウンター席が多い
・一人でも色々な種類を食べられる
回転寿司はカウンター席が必ずと言っていいほどあるので、初めて訪問するお店でも気兼ねなく行けるのがいいですよね。
ぼっち飯のデメリットである「シェア出来ないから色々食べられない」問題も、近年のメニュー豊富な回転寿司が解決してくれるのです。
5大回転寿司チェーンを比較
首都圏近郊でよく見かける回転寿司チェーンを個人的な好みで比較しました。
なお、「おいしさ・豊富さ」の項目はサイドメニューやデザートではなく、寿司ネタを重視して評価しています(寿司の記事なので)。
店名 | おいしさ | 豊富さ | 値段 | サービス |
---|---|---|---|---|
はま寿司 | C | C | A+ | A |
スシロー | B | C | A | C |
みさき | A | A | B | B |
銚子丸 | A++ | A | C | A |
くら寿司 | C | B | A | C |
おいしさ
おいしさは値段相当。ネタの質を求めるなら銚子丸かみさきがオススメ。特に、銚子丸に至っては下手にカウンター寿司に行くより全然美味しい。
はま寿司、スシロー、くら寿司の格安チェーンはほぼひと並びでわずかにスシローが上といった印象。スーパーの持ち帰りとさほど変わらない。
豊富さ
ネタの豊富さは銚子丸とみさき。
はま寿司、スシロー、くら寿司は天ぷら寿司といった子供向けのラインナップは充実してるが従来の寿司ネタはさほど多くない。格安チェーンの中ではわずかにくら寿司が充実してる印象。
値段
コスパで選ぶならはま寿司、スシロー、くら寿司。まぐろが一皿約100円~120円と、お腹一杯食べても1,000円程度で済む。
銚子丸は美味しいだけあって普通に高い。まぐろが一皿320円。輸入が難しくなってからはうに軍艦が一皿1,980円(2023年12月)を超えてたこともあり、回転寿司を超えた寿司へのこだわりを感じる。
サービス
はま寿司はアプリやLINEで待ち時間対策がされたり後発企業ならではの店内空間の良さがありA。銚子丸は板前が握って提供したり、時々会計時に野菜を配るなど他店では見られない謎サービスを展開してる等の理由からオリジナリティを考慮しA。
スシロー、くら寿司については特に不快な思いをしたことが無いが、座席の狭さと店内の混雑。また企業炎上があったのであえてのC。
ひとり回転寿司オススメ度ランキング
1位:銚子丸





回転寿司チェーンの中では圧倒的な美味しさ、もはや回転寿司のレベルを超えています。
ネタの鮮度がよく厚みもあり、目の前で板前が握ってくれるのもあり満足度が高いです。種類も豊富で日ごと店舗ごとにオススメの魚が違うなど仕入れルートにもこだわりを感じます。
CMをやっているような寿司チェーンとは限定メニュー等店頭企画は少ないものの、時おり会計時に野菜を配るなど独特すぎるサービスを展開してたりします。よってサービスはAとしました。
当然ながら値段はやや高いものの、寿司の味で選ぶなら圧倒的に「銚子丸」をオススメします。
客層は大人が多く店内が落ち着いてる、また職人が握るスタイルのためカウンター席の多さと広さがお一人様にも有難い
2位:みさき


銚子丸に続き、回転寿司チェーンの中では美味しいと思えるのが「みさき(元「海鮮三崎港」)」。
まぐろ一皿220円と格安寿司チェーンと比較すると割高ですが、ネタの鮮度や厚み等しっかり差を感じられますしネタの種類も豊富です。赤酢を使ったシャリなどへのこだわりも〇。
みさきは三崎港や三崎丸などブランドがいくつかあるので一概には言えませんが、私が行っている店内のスタッフが1名しかおらずワンオペ感があったためサービスはBとしました。
格安寿司チェーンほど混雑していないのでお一人様でも肩身が狭くない
3位:はま寿司





圧倒的コストパフォーマンス。まぐろが一皿100円と信じられないほど安いです。
値段だけあって寿司のおいしさは銚子丸・みさきに比べるとかなり劣ります。ネタの種類も豊富ではなくハンバーグや天ぷら寿司などお子様をターゲットにしたラインナップも多い。純粋に寿司を楽しみたい人は少し期待外れかも。
サイドメニューが豊富で企画が充実してる等ファミレス的な要素を求めるなら〇。また他の格安寿司と比較すると後発企業となる為か、店内の居心地や待ち時間短縮のアプリ充実などがありサービスはA。
ファミリー層が多く混雑しがちだがアプリやLINE等で待ち時間対策がされてて
4位:スシロー
格安寿司のパイオニア的存在。
まぐろ一皿120円と格安チェーンの中では少し高い値段設定だけどその分やや味は上。メニューのラインナップははま寿司と同じくファミレス感が強いです。
接客等に不満はないものの、古い店舗が多いせいか座席の狭くギュウギュウ感があるのでC。
ファミリー層で混んでいる、カウンター席が狭い等の理由であえての星一つだが、お一人様でも全く問題なし
5位:くら寿司
はま寿司、スシローと同じく格安チェーンの代表格。
メニュー展開は他の格安チェーンと同じくファミレス感が強い。しかし、白子・蟹・ウニなど他の格安店では限定メニューになっているネタも常設で展開するなどネタ種類はやや充実していると思える。
サービスをCとした理由について、接客に不満はないがカウンター席の狭さや混雑があったのと、また食べ終えた皿を返却するシステムがあるが個人的に衛生面が気になったため。
スシロー同様、カウンター席の狭さ等からあえての星一つ。お一人様でも全く問題なし
おわりに
今どきの回転寿司は一昔前の本当に寿司が廻ってた時代からは大幅に進化し、味も衛生面も満足度があがりました。
ファミリー層が多くお一人様は肩身が狭そうに感じますが、カウンター席が多かったり皿ごとに注文するシステムはむしろお一人様にとっては有難い面が多いです。
寿司好きの同志のみなさま、是非参考にしてみてください。