田代島をご存知ですか?
宮城県にある通称「猫の島」、島民よりも多くの野良猫が生息している島です。
以前、旅行で訪れて思った以上にあちらこちらにネコがいて想像以上に面白い島でした。
興味のある方に向けて旅の記録をまとめました。

猫島ってどんな島?女性のひとり旅でも楽しめるの?
ということがわかる記事です。
(※コロナ流行以前の旅の記録です。)
ネコだらけの島、田代島(猫島)とは?
田代島は、宮城県石巻市にある有人島で島民が100人以下の小さな島です。
島の人口より猫の数のほうが多く、日本に複数ある「猫の島」の一つとして有名です。
漁業の吉凶を猫の仕草で占っていたことから猫を大切にする風習があり、島には猫を祀った神社などもあります。
田代島(猫島)への旅程と行き方
旅のスケジュール
2日目:仙台→石巻⇆田代島→東京
田代島へは、1泊2日で訪問しました。
金曜日の仕事が終わりそのまま東京から宮城県に移動。夜に到着して1日目は仙台駅付近のビジネスホテルに宿泊しました。
仙台駅周辺でおいしいものを食べて、翌日は朝から石巻へ向かいます。
石巻駅付近のフェリー乗り場から田代島へ
ホテルを出発して石巻駅付近にあるフェリー乗り場から島へ移動します。
いざマーメイド号へ乗船。
フェリーは1日数本しか運行していないので、乗船の時間は調べてから行くのがオススメです。
乗船時間は約50分程度でそこまで、船に酔いやすい場合は酔い止めを飲むとよいです。
田代島は大泊と仁斗田の2つ港があり、仁斗田港で下船するとすぐに猫に出会えます。
田代島(猫島)散策
島に到着すると波止場で猫がお出迎え
田代島に到着して船を降りるとすぐに猫に出会えます。
港でくつろぐ第一島猫発見。
港から5分程度歩くとすぐに集落に到着します。
このあたりまでくるとあちらこちらにネコがいます。
気づくと自分の周囲はネコだらけに…。
妙に集まってきました。
…と思ったら、どうやらご飯の時間だったようです。
ご飯は島民の方がキャットフードを与えているようです。
観光客がネコに餌を与えるのは当然ながら禁止されています。
少し坂を登っていくと商店があり、店の前も猫の溜まり場になっています。
たばこの看板とネコって最高のマリアージュ。
島のネコたちはとってもフレンドリー
島のネコたちはとにかく人馴れしています。
人間が来ても逃げることはなく、じっと眺めてきたりネコから寄ってきたりします。
超フレンドリー。
親愛の表現である鼻チュウ。
チラリもあるよ。
島に点在する数々のネコアートたち
田代島には島の方が作ったと思われるネコを作品があちらこちらに置いてあります。
港近くにあったドラム缶に描かれたネコちゃん。
ブイに描かれたネコちゃん。ちょこんと添えられたまつ毛が大変可愛らしい。
この他にも島のあちこちにネコをモチーフにしたものを発見でします。
島の住人がネコを大切にしていることが感じられるので、こういうのを探して歩くのも楽しいです。
島に観光客の様子
観光客はそこまで多くなく、のんびりと島を探索できます。
カメラを持って一人できているかたも多く、女性のひとり旅でも楽しめる場所です。
本当に戻る際はフェリーの時間に注意を
島はさほど大きくなく、午前のフェリーにのって島に渡り、夕方のフェリーで本島に戻って来れば充分楽しめると思います。
田代島からの帰りにに仁斗田港で見送ってくれたネコ。「またおいで。」と言われたように感じてしまうくらい、ここのネコは懐が深いです。
田代島周辺では仙台グルメが絶品
田代島へ旅行をする際は、本島で仙台グルメを楽しむのが絶対オススメ。
初日、夜に仙台に到着していただいた牡蠣です。うまいです。
仙台周辺では至る所で牡蠣をいただけます。
2日目、田代島に渡る前に石巻で食べたウニいくら丼。
朝から魚介はいかがなものかと思いましたがとても新鮮でペロリです。
そして、2日目に田代島から戻ってきて東京に戻る前にいただいたタンシチュー。
衝撃的においしいです。
まとめに
田代島は女性の一人旅でも十分に楽しめる場所でした。
- 島内は2〜3時間で見て周れる
- 田代島は女性のひとり旅でも楽しめる場所
- ネコや島民の方に迷惑にならないふるまいを
ご参考ください。