出張のついでに大阪・京都に1泊2日の一人旅をしてきました。
何度も訪れてる京都。どうも毎回似たような定番コースになってしまうのが少々不満だったのですが、今回は「穴場を巡ろう」と思いテーマを決めて神社仏閣を巡ってきたんです。
これが結構オススメ。
今回は私がめぐったモデルコースと穴場スポットの選び方をご紹介します。
・京都観光のモデルコースを知りたい
・神社仏閣の穴場ルートを探したい
【大阪・京都ひとり旅】1泊2日のスケジュール
- 1日目大阪市内を観光→京都へ
※日中は仕事だったので就業後から観光開始です。
(観光)海遊館→(夕食)道頓堀くくる
大阪→京都へ移動
(宿泊)リッチモンドホテルプレミア京都駅前 - 2日目京都市内を観光→東京へ
市内バスの1日フリーパスを購入してバスで移動します。
(朝食)ホテルのビュッフェ→(観光)下鴨神社→糺の森→蛸薬師堂永福寺→下御霊神社→(昼食)蕎麦花もも→(観光)八坂神社→ねねの道→一念坂→(休憩)chaya madonnna→(観光)二寧坂→産寧坂
穴場スポットの選び方
定番スポットではなくご利益で選ぶ
京都って行く機会も多いので有名な観光スポットはもう飽きたって人は多いと思う。特に、ガイドに乗ってるような定番ルートはインバウンドの影響もあって最近は超混んでます。
そこで、今回私が巡ってきたのが「ご利益縛り」。
よくある、厄除け・縁結び以外にも、仕事・金運・交通など寺社によって得意分野が異なります。
自分だけのオリジナルルートを決める
神社の場所を地図で確認したら、どのルートでまわるかを決めます。
【祈願】病気平癒
今回の旅で私がテーマにしたのは「病気平癒」。難病で闘病をしている父のためにお参りをします。
【目的の寺社】下鴨神社(御手洗祭)、蛸薬師堂
ご利益で絞ったと言っても京都の寺社は数が多い。行きたい寺社をピックアップしてベースとなる目的地を絞ります。
私は、無病の祭事をやっていた「下鴨神社」と、病気を吸う蛸がいる「薬師堂」の2つに絞りました。
【ルート】御所周辺~祇園
【追加目的地】下御霊神社、八坂神社、一念坂のカフェ
目的の寺社がある<御所~祇園>付近で、さらに目的の御利益がある寺社を追加します。また、一念坂付近の町屋カフェが気になっていたので、ここも行こうと思います。
京都御所から祇園に流れるルートに決定!
京都女子一人旅の1日観光モデルコース
市バスに乗って下鴨神社へ
京都駅でバスの1日券を買ってまずは下鴨神社へ。
世界遺産、葵祭でおなじみの下鴨神社。
縁結びやパワースポットのイメージが強いですが、今回は夏の神事「みたらし祭」を目当てにやってきました。
みたらし祭にゆく前に参拝。御朱印帳も購入して参拝の記録を残します。
下鴨神社の御朱印帳は、濃紺の藤柄と金の刺繍でベリークール。
次に「みたらし祭」へ。
下鴨神社の神事で、池を渡って蝋燭をお供えすることで無病息災を祈願するそうです。なんだか変わったお参りですが、なんと平安時代から続く風習だそうな。(やらねば)
お参り目的なのですがひんやりした池に素足で渡るのがかなり気持ち良いですし、儀式めいたお参りの仕方も雰囲気があってよかったです。おすすめ。
下鴨神社のあと「糺の森」を散歩しました。表参道に沿って整備されている遊歩道で木陰が続いているので夏でも歩きやすいです。バスで三条方面に戻ります。
新京極に戻って蛸薬師堂・下御霊神社
新京極のアーケードにある「蛸薬師堂」へ来ました。
面白いお寺です。病気平癒で有名ですが、「蛸を撫でると病を吸い取る」という変わったお参り方法です。お守りやストラップも蛸グッズだらけで愛嬌があります。
なお、奥の本堂は残念ながら撮影禁止。真っ赤なのぼり旗で埋め尽くされていて壮観なので、是非とも訪れてほしいです。
蛸薬師堂から京都御所方面へ歩き、「下御霊神社」に到着。
平安初期からある歴史ある小さな神社で、疫病退散・病気平癒にご利益があります。
蛸薬師堂のような派手さはない神社ですが、静かな境内でゆっくり参拝できます。
蕎麦処花もものすだち蕎麦
遅めの昼食は手打ち蕎麦「花もも」へ。京都御所のすぐそばにあるお店です。
「すだち蕎麦」激うますぎました。さっぱり冷たく優しい出汁で、夏の日差しの中歩き疲れた体に染みわたります。
かなり遅い時間だったので並ばず入れましたが、店内は席数が多くないのでお昼時は待つかもしれません。
祇園に向かって八坂神社へ
昼食後はバスで八坂神社へ。
八坂神社と言えば縁結びのイメージが強いですが、スサノオノミコトを祀るこちらの神社も無病息災や厄除けのご利益があります。
八坂神社は緑が多いので境内を散歩するだけでも気分がいい。
かの有名な白兎。
一念坂の素敵カフェ
八坂神社を出て、ねねの道から一・二・三年坂と歩いて行きます。
途中立ち寄った「chaya madonnna」。茶屋のような造りの店内は舞妓さんのアイコンであしらわれていてかなり可愛い雰囲気。珈琲も美味しかったです。
この辺りは町屋風のカフェや気軽にはいれる京懐石の食事処も多いので昼頃に訪れるのもオススメです。
二寧坂・産寧坂でお買い物
二年坂を登り切った場所からの景色。風通しがいい。
ねねの道から三年坂までの道のりはカフェや土産処がたくさんあるので最後に行くと便利です。
一人旅初心者にも京都はオススメ
今回の記事は何度か京都に来ていることを前提にまとめていますが、京都は一人旅初心者にもお勧めできます。
【理由①】食事処に困らない
【理由②】落ち着いて参拝できる
食事処に困らない
一人旅の困りポイントのひとつ、食事。特に海外などだと店によっては一人で入りづらいタイプの店が多い旅先もあります。
京都は立地柄こじんまりした店構えの店も多く一人で入りやすい場所が多いです。
最近は町屋をリノベした可愛い和カフェも増えて女子一人旅に推せる
落ち着いて参拝できる
友人や家族と来る京都も楽しいですが、一人で参拝すると自分を見直すよい機会になります。
自分がどうなりたいのか、誰にどうなって欲しいのかを神様に祈願しながら、自分自身の行動に移すことで変われるのかなとも思います。
おわりに
今回は何度か京都に来ている方に向けて、定番ではない穴場ルートの選び方と実際にまわったモデルコースを紹介しました。
旅の参考にしていただけると嬉しいです!