アートアクアリウムをご存じですか?
金魚の水槽をアートとして展示している美術館なのですが、幻想的で美しい空間を楽しめて人気がある反面、金魚の管理体制に問題があるなどで「反対の声」が多い点でも話題になりました。
先日銀座に行ったついでに、一人でこの「アートアクアリウム」に立ち寄ってきました。
- 一人で行っても楽しめるの?
- 金魚の管理はきちんとしているの?
等、記事にまとめましたので興味を持っている方ご参考ください。
アートアクアリウム美術館とは?
アートアクアリウム美術館ってそもそも何?
アートアクアリウムは江戸をコンセプトにデザインした金魚の巨大水槽を、光・音楽・プロジェクションマッピングなどで演出した空間展示です。
一時期は日本橋に常設会場をオープンしていたこともありましたが、現在は期間限定のイベントとして百貨店の催事場などで開催しているようです。
なぜ、アートアクアリウムは批判されているか?
アートアクアリウム自体は2010年以前から続くイベントですが、SNSを中心に話題になり始めたころに金魚の管理体制に疑問の声があがるようになりました。
具体的には以下のような批判がありました。
- 病気の金魚が泳いでいる
- 金魚が水槽で過密状態になっている
- 過度なライトアップは金魚にとってストレス
確かに、写真を見ても水槽にびっしりと金魚がいて窮屈そうな印象はありますね。
アートアクアリウム美術館の感想
江戸遊郭の世界観と幻想的な金魚たち
批判となっている金魚の管理などをさておき、ひとまずアートアクアリウムの見た目部分の感想です。
率直に、「唯一無二の美術館」だな、とは思いました。
江戸とりわけ吉原遊郭と思われる文化をテーマに、巨大な金魚鉢や丸窓・天井の梁などを模した水槽が至る所に配置され、金魚たちが縦横無尽にひらひらと泳ぐ様は極めて幻想的な世界です。
様々な品種の金魚、中には珍しい品種も
「アート」がテーマではありますが、展示されてる金魚の種類はかなり豊富で様々な品種の金魚を見ることが出来きます。
水族館と違い品種の表示がないため素人の自分には見分けがつきませんでしたが、土佐錦や東海錦といった珍しい品種や、ピンポンパールなどの人気の金魚たちも展示されてます。
私が見た中には「キミは錦鯉では…?」とゆうくらい大きな個体もおり驚きました。
批判になっているアートアクアリウムの金魚の様子は?
金魚の飼育状態について
私が見る限りは「病気の金魚」「水槽で浮いてる」といった悲惨な様子は見受けられませんでした。
但し、指摘されていた以下2点はやはり気になりました。
①水槽に金魚が過密で酸素も送られてないが大丈夫?
②金魚の糞が少ないけど餌食べてる?
水を循環させてたり水草を置いてる水槽はあるものの、水槽あたりの金魚の数が異様に多いものもあり、窮屈さや十分に酸素が行き渡ってるのか等は気になりました。
また、昔自宅で金魚を飼っていたのですが彼らは常に糞をぶら下げてました。アートアクアリウムの水槽は綺麗で展示時間に清掃されてる様子はなく、「餌は十分なのか?」とゆう疑問は残りました。
アートアクアリウム美術館の運営にのぞむこと
アートアクアリウムに限らずそもそも生体の展示については賛否がありますが、私自身は「知る機会」「興味を持つ」とゆう点で良い点はあると思っています。
但し、
生物を尊重し、命を大切に扱うことが大前提
だと思います。
今回かなり気になったのがホームページなどを見ても金魚の管理について説明するページや資料が見つからなかったことです。
これだけの批判を浴びたのであれば、アートアクアリウムの運営は生体管理の徹底と世間への周知を行い、また継続的に行っていただきたいと思います。
アートアクアリウム美術館は女性一人で行っても大丈夫?
一人で行っても大丈夫
アートアクアリウムには、男女問わず一人で来館している方もよく見かけます。
しかしながらインスタ映えスポットだけあって客層は若いグループやカップルが多いので、一人行動の人目を気にする方は要注意です。
まとめ
アートアクアリウム美術館は見られる金魚の種類も豊富で、幻想的な美しい空間でした。
但し、生体管理や運営姿勢については疑問に残る部分もあり、不快な思いをする方はいると思います。
一人で来館する方もいるので、興味があるかたはソロ活の参考にしてください。